【 高齢期の住宅 ・ケアハウス】ケアハウスは公的施設ではないものの、事務費に助成があるため、収入が少ないほど、月の負担は軽くなる。老後資金アドバイスの中で重要な役割を果たすはずの施設なので、多くの人に情報収集をしてほしい。
●ケアハウスは軽費老人ホームのC型に当たる施設
●介護認定との関係
「一般型」 … 介護認定を受けていない人が申し込めます
以下の二つは、要介護1から申し込みが可能。(特別養護老人ホームは、要介護3以上)
「介護型」を併設しているものもある
「混合型」 … 介護を受けている人が受けていない人と同じ建物内で暮らせる
●ケアハウスは、安さが魅力(収入が少ない場合) 以下、「一般型」の場合
ケアハウスのメリットは、費用の安さ。ケアハウスは公的施設ではないものの、事務費に助成があるため、収入が少ないほど、月の負担は軽くなります。
事務費は、1カ月1万円から9万円程度(上限額は施設で異なる)に区分されており、年収が150万円以下の方は、1万円の負担で済みます。ここでの年収は、税金や社会保険料、医療費などを控除した金額になります。
月々の負担は、事務費のほかに住居費や食事代などを含めて、7万~10万円程度で暮らせるところがたくさんあります。
入居時に収める保証金は、300万円や500万円などとするところも一部にありますが、多くは数十万円程度。賃貸住宅の礼金や敷金ほどの負担で済みます。
●質
部屋の広さは21・6平方メートル以上が望ましいとされ、介護付有料老人ホームと比べても遜色のない広さです。
男女別露天風呂があるなど、有料老人ホームと変わらない設備のケアハウスもあります。
<出典>
年金の少ない方ほど知っておきたいケアハウス
【節約家計簿】 産経新聞(2021/06/0)
https://www.sankei.com/article/20210609-SRQUNQGXGNJWJOQOX77KD5J4OU/
<添付図>は、
https://www.sompocare.com/contents/service/carehouse/index.html
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