【認知症・蛭子】ありのままを笑ってほしい。「おれは笑ってもらいたい。(認知症で)ボケておかしな行動や変な発言をしたとしても、その言動自体がおもしろければ、思う存分ツッコミを入れてくれてかまわない。遠慮して笑わないのはだめだよ」
認知症の公表は蛭子さんの意思でもある。ただ、公表したことで周りの空気が少し変わったような気がしている。言動は以前と変わらないのに、笑ってもらえなくなったのだ。
「おれは笑ってもらいたい。(認知症で)ボケておかしな行動や変な発言をしたとしても、その言動自体がおもしろければ、思う存分ツッコミを入れてくれてかまわない。遠慮して笑わないのはだめだよ」
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変わったのは、少し真面目になったことだろうか。競艇でもうけたら「貯金する」(「3つのQ」参照)とは、以前なら絶対言わなかっただろう。
「今考えると、前があまりにもひどかった。これぐらいまともにならないと、ちょっとまずいよ」
ありのままの姿を見せて、稼いでいきたいという蛭子さん。あまり真面目になると蛭子さんらしくないような気もするが、それがありのままならしようがない。「なんか真面目になっちゃいましたね」とツッコミを入れると、「てへへ」と以前と変わらない照れ笑いが返ってきた。
<出典>
ありのままを笑ってほしい 蛭子能収さん新刊「認知症になった蛭子さん」
【ザ・インタビュー】 産経新聞(2021/06/16)
https://www.sankei.com/article/20210606-3YM42BDIWJOY3BA24MQ52LQDUY/
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