【 看取り ・ 絶飲食 】看取りの段階。ご本人は食べることが大好きで、一口でも食べさせてあげたい。「ご自宅で最期の時間を過ごすという選択肢もあります。自己責任にはなりますが、少し口にしていただくこともできると思います」
病院では絶飲食でも、看取り段階になると、自宅で最期の時を過ごす選択肢もでてくる。病院では「こっそり食べてもいいよ」というわけにはいかなかない。主治医も無慈悲に絶飲食にしたわけではない。自宅なら、自己責任にはなるが、少し口にしていただくこともできるだろう。
===== 引用はじめ
80代の男性。ペースメーカーが入っており血液透析治療中。嚥下機能が低下し、誤嚥性肺炎を繰り返し、ついには食べることも飲むこともできなくなってしまいました。もう病院では食べること、飲むことは許可されなくなりました。回復は困難であり、看取りの段階にあると主治医は説明をしました。この時、「ご自宅で最期の時間を過ごすという選択肢もあります。その場合、自己責任にはなりますが、少し口にしていただくこともできると思います」と説明してくれたのだったそうです。
主治医も無慈悲に絶飲食にしたわけではありません。なんとか食べられないかと模索したが、病院ではこっそり食べてもいいよ、というわけにはいかなかったのです。ご家族はご自宅での看取りを決めました。
…
ご本人は食べることが大好きで、一口でも食べさせてあげたいが、病院ではそれは難しい。
===== 引用おわり
<出典>
尾崎容子、地域に看取り支援スタッフを
【在宅善哉】 産経新聞(2021/06/19)
添付図は、
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