【 認知症 ・ 語り 】 認知症の父親の介護で母も私も 極限状態 だった。 介護保険 の導入を嫌がる母を、 近所 の人が説得してくれた。分類: 【介護者32】【介護の実際と社会資源の活用】【周囲からのサポート】【近所の人のサポート】
本当に極限状態のときは、(認知症の父親に対して)もう死んでしまえと思って、包丁とかを振り回しちゃったこともありますね。 … 自分でもよく訳がわからなくなって、「何やってんの!」って近所のおばちゃんに包丁を取り上げられて、「いやあ、もうダメだね」とか言われて。
母親は世間体を気にするタイプなので、お父さんが認知症っていうことは、親成にも、近所の人にも言ってなかった。 … でも、その大惨事を見ていた近所の人だけには、私が全部話をしました。で、母に「言っちゃった」と言うと、「え―」と言われました。
介護保険の話をすると、母親は「そんなの受けたくない」って言うのですが、その近所のおばちゃん夫婦が、私が包丁持ってあばれたところを見ていたので、「いつか父娘で死んでいるかもよ」とか色々言ってくれて、母は何とか、介護保険を受ける、ヘルパーさんを呼んでもいいって、しぶしぶ導入に同意してくれました。
https://www.dipex-j.org/dementia/topic/resource/tutaeru/587.html
テキストのみです。
前回は、
(K1526)「 認知症の語り 」(010)
http://kagayakiken.blogspot.com/2021/07/K1526.html
<出典>
「認知症の語り(170)」、NPO法人健康と病の語りディベックス・ジャパン
https://www.dipex-j.org/dementia/
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