【 Z世代 ・ やりたいという思い 】「働きたい」。4歳のときには周囲にそう話していた。中学に入って間もなく、小学生の起業家が考案したカードゲームと出会った。父親に「自分の困りごとを解決したら」と言われたことが転機となった。
12歳で会社設立 加藤路瑛(15)
クラウドファンディングで資金を集め、12歳で「クリスタルロード」を設立した
http://kagayakiken.blogspot.com/2022/01/k1679.html
三つのポイント
(1)
「働きたい」。4歳のときには周囲にそう話していた
(2)
クラウドファンディングで資金を集め、12歳で会社設立
(3)
今をあきらめなくていい社会をつくる
【展開】
(1)
「働きたい」。4歳のときには周囲にそう話していた
中学に入って間もなく、母親に買ってもらった元素記号のカードゲーム。パッケージの帯に書かれた言葉に目を奪われた。小学生の起業家が考案したとあった。
担任教諭に話すと、事業計画書を出すよう言われた。母親に協力してもらいながらネットで書き方を調べ、「初めて何がしたいかを考えた」という。
(2)
クラウドファンディングで資金を集め、12歳で会社設立
その後、クラウドファンディングで資金を集め、平成30年12月に「クリスタルロード」を設立して社長になった。社名は自身の名前の″英訳″で、誰もが今をあきらめず、光差す道を歩いてほしいとの願いを込めた。15歳未満は法人代表になれないため、代表取締役には暫定的に母親が就いた。
だが順風満帆とはいかなかった。 … 他の事業も思うようにいかない。
(3)
今をあきらめなくていい社会をつくる
そんなとき、父親に「自分の困りごとを解決したら」と言われたことが転機となった。味覚過敏が強く食べられる物が少ない。触覚過敏のため着られる服が少ない。聴覚過敏で人混みの喧騒がつらい。でも本当は、食べてみたい物や行きたい場所がある。「僕自身が今を諦めていると気づいた」
「せんすマスク」は、感覚過敏の当事者らからオンラインで意見を募って考案した。成田国際空港での配布用として購入されるなど、約7000本を販売した。こ今年2月には、衣服の痛みや不快感を解消するアパレルプランド「KANKAKUFACTORY」を立ち上げる予定だ。
やりたいという思いが、15歳の企業家を突き動かしている。
第4話/15歳の起業家・加藤路瑛の転機(1月7日)
https://www.sankei.com/article/20220107-5RM6AUKHIFO4ZGLHSTT34W5DBY/
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