【 ごみ屋敷 ・ ディオゲネス症候群】「ごみ屋敷」は、精神医学でいう「ディオゲネス症候群」に当たり「誰もがなり得る状態で、地域から排除するのではなく、該当者を継続的に支援して、心身を壊す前に解決を図りたい」としている。
ごみ屋敷(1) ディオゲネス症候群 ←←←←←
ごみ屋敷(2) 都長寿研・井藤佳恵医師が10年調査
ごみ屋敷(3) 排除でなく適切な支援を
高齢者が住まいに物をため込む状況は「ごみ屋敷」などと呼ばれ、近所とのトラブルの原因にもなる。しかし、東京都健康長寿医療センターの最新の研究では、該当者が認知症や足腰の弱りなどの不調をきっかけに、社会的に孤立している実態が明らかになった。精神医学でいう「ディオゲネス症候群」に当たり「誰もがなり得る状態で、地域から排除するのではなく、該当者を継続的に支援して、心身を壊す前に解決を図りたい」としている。
ディオゲネス症候群は1960年代に英国から初めて報告があった状態で、その後、たるの中に住んでいたとされるギリシャの哲学者、ディオゲネスにちなんで名付けられた。高齢者が住環境や身なりなどの衛生に無頓着になり、援助の申し出も拒否する状態を指す。
定義については長年の議論があるが、自分の面倒を見なくなる「セルフネグレクト」の一例と指摘される。
<出典>
【タイトル】 ごみ屋敷
排除より支援を ~ 認知症・歩行困難きっかけに孤立
【新聞】 産経新聞(2022/01/17)
【タイトル】 社会的孤立が要因、求められる心身の継続支援 高齢者宅のごみ屋敷化など近所トラブルにつながる「ディオゲネス症候群」
【URL】 https://www.zakzak.co.jp/article/20220207-IFXINRMQLRL2PF55BHAUAYK2NI/
添付図は、
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