2022年2月28日月曜日

(K1716)「 認知症の語り 」(36)

 【 認知症 ・ 語り 】 義姉に舅の介護を協力してもらえず、ストレスがたまり心療内科に通っている。分類:【介護者06】【介護の実際と社会資源の活用】【家族内の介護協力】【舅・姑を介護する】


 義姉に舅の介護を協力してもらえず、ストレスがたまり心療内科に通っている。

 

 義姉が「もうおじいさんの面倒みるの、やだわ」って言うのを聞いて、ほんとにショックで。「自分の親なのに、どうしてそういうこと言えるの」って主人に言ったら、「俺がその分、みるからいいわ」と言ったんです。でも、そんなことできるわけないんですよね。義姉と関係を悪化させたくなかったもんですから、私がすごく我慢しちゃって。もうちょっと深く話し合いをすればよかったんですけど、やらなかったもんですから、「お姉さんの顔も見たくない」っていうような気持ちになってしまったんです。

 心療内科に通うようになったのは、すっごく些細なことでものすごい怒ったり、何かそういうふうで、妹が「そんな怒り方は異常だから、医者に行ってこい」って言ったんです。そのとき妹が主人に、「こういう人が突然白殺したりするから、気をつけてね」っていうようなことを言ってくれたらしくて〔笑〕、それから主人がすごく協力してくれるようになって、だいぶ楽になりましたね。

 

https://www.dipex-j.org/dementia/topic/resource/kaigo/512.html

動画があります。

 

前回は、

(K1709)「 認知症の語り 」(35)

http://kagayakiken.blogspot.com/2022/02/K1709.html

 

<出典>

「認知症の語り(167)」、NPO法人健康と病の語り、ディベックス・ジャパン、日本看護協会出版会

https://www.dipex-j.org/dementia/



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