【 健康寿命 ・ ニュータウン 】西日本最大級とされる大阪府南部の「泉北ニュータウン」(堺市南区、和泉市)では認知症対策などを推進。日常生活を支障なく過ごせる期間を示す「健康寿命」の延伸は日本が直面する重要課題の一つ。
高齢化が深刻なニュータウンで産官学の健康増進事業が盛んだ。日常生活を支障なく過ごせる期間を示す「健康寿命」の延伸は日本が直面する重要課題の一つで、西日本最大級とされる大阪府南部の「泉北ニュータウン」(堺市南区、和泉市)では認知症対策などを推進。
堺市によると、昭和42年に街びらきした泉北ニュータウンの高齢化率は53年後の令和2年に36・2%に上り、全国平均の28・8%を上回る。22年には50%を超えると予測されている。
泉北ニュータウンの駅前ビルで開かれた健康教室。南海電気鉄道などが介護や認知症を予防するため、産学連携の一環でニュータウンの住民向けに平成30年から始めた。初めに10項目の体力測定を行い、約2カ月間の筋力トレーニングで体力や認知機能の改善を目指す。
「堺市健康寿命延伸産業創出コンソーシアム」が平成31年3月に設立され、堺市のほか関西電力やロート製薬、府立大、近畿大医学部など30以上の団体・組織が参加。認知症高齢者の会話の特徴を把握する大阪大との連携プロジェクトや、布団の下に敷くシート型センサーで睡眠のリズムを測定し、眠りの質を改善する実証事業などが行われている。
<出典>
【タイトル】 高齢化都市 延ばせ健康寿命 ~ 産官学連携で再活性化促進
【新聞】 産経新聞(2022/01/24 夕 )
【タイトル】 延ばせ健康寿命 超高齢化のニュータウンで進む産官学連携
【URL】 https://www.sankei.com/article/20220124-ANY2TL45RVLLZFK2BGP6R7X444/
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