2022年2月20日日曜日

(K1709)「 認知症の語り 」(35)

 【 認知症 ・ 語り 】 父には当分お迎えは来ないと思い詰め、ガス栓をひねった。我に返り、あわてて止め、一晩泣いて覚悟ができた。分類: 【介護者30】【介護者になるということ】【介護者の心の葛藤】【介護うつ】


 父には当分お迎えは来ないと思い詰め、ガス栓をひねった。我に返り、あわてて止め、一晩泣いて覚悟ができた。

 

 あの―、ガス()ひねったんですよね、私。「みんな死なないんだったら、もういいよ。私が連れてってあげる。まとめて死んでしまったら楽になる」ってすごく思った。で、ひねったんですけど、ひねった瞬間にうちの犬が「ワン」つて吠えてこっちに来て、「あつ」と思って、「いや、まずい、まずい」と、あわてて(ガスを)止めたんです。

 私と母は、ワアワア泣いた。 … ちょうどお互い出せる機会ができたのが、今思えば、すごくよかったな、とも思っています。それを出したことで、「よし、そうならないように、お互い頑張ろう」っていうような、新たな覚悟ができた、っていう状況だったんですよね。  

 

https://www.dipex-j.org/dementia/topic/to-be-carer/kattou/681.html

動画があります。

ホームページでの分類は、【認知症の人を支える家族】【家族の心の葛藤~介護うつ、虐待にならないために】

 

前回は、

(K1702)「 認知症の語り 」(34)

http://kagayakiken.blogspot.com/2022/02/K1702.html

 

<出典>

「認知症の語り(139)」、NPO法人健康と病の語り、ディベックス・ジャパン、日本看護協会出版会

https://www.dipex-j.org/dementia/



0 件のコメント:

コメントを投稿