2018年8月3日金曜日

(K0459) 「誕生」と対比した「死亡」(1) <臨死期>

 
 「誕生」と対比して「死亡」を考えてみる。

「誕生」は、「よく分からない世界から現れてくる」現象


「死亡」は、「よく分からない世界へ消えていく」現象

と解釈でき、

その間の過程が「生」(生きていく)
ということになる。
 

よく分からない世界の中で、
もしも、「死亡」から「誕生」へつながるのならば、
円をなし、「輪廻転生」の世界になるが、

なにせ「よくわからない世界」の出来事なので、
私には、よく分からない。
 
 


「誕生」と「死亡」には、共通点と相違点がある。
 

共通点としては、

「弱くて助けを必要とする」。
幼児も弱った高齢者も、助けを必要とする。
 

相違点としては

「誕生」では、「母子一体から個が分離し独立していく」
例えば、
https://plaza.rakuten.co.jp/flibdjhsdc2389k/diary/201310020000/
 
https://books.google.co.jp/books?id=kr7sBAAAQBAJ&pg=PT49&lpg=PT49&dq=%E6%AF%8D%E5%AD%90%E4%B8%80%E4%BD%93%E3%80%80%E5%88%86%E9%9B%A2&source=bl&ots=qtGMlIRSRL&sig=GEKLJJyN6zNAruE8Bm8UinrPsY8&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwiewv6i0M_cAhVOPrwKHVt8CkkQ6AEwAnoECAgQAQ#v=onepage&q=%E6%AF%8D%E5%AD%90%E4%B8%80%E4%BD%93%E3%80%80%E5%88%86%E9%9B%A2&f=false
 
「死亡」では、「個がsomethingに結びつき吸収されていく」

 信仰をもち安らかに亡くなっていく方にとっては、神がsomethingに位置するのだろう。somethingは、その他、大自然であったり、芸術であったり、科学振興であったり、家族であったり、事業であったり、国家や民族であったり、子孫であったり、集団であったり、あるいは銅像であったり、様々な形がありえる。
 個がsomethingに吸収されることにより、個が消滅して無くなってしまうことはなくなる。
 


生まれて、無から有になり、
死んで、有から無になる

とも言えそうだ。


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