日本はこれから多死社会を迎え、①後見人・②看取りの病院・③老人ホーム・④火葬場・⑤お墓 が不足するので、手配できるものは早めに手配しておくのがよいのではないかと思っていた。
しかし、今日(8/14)の読売テレビ、(ニュース)ten、「ゲキ追X お盆のお墓参りに異変!? 変わる…お墓のカタチ “遺骨ダイヤ”も登場」を観たが、どうも、お墓は不足しそうにないようだ。
お墓は、足りなくなるどころか、余ってきている。「墓じまい」が増えて、墓に空きができるのが、そこに買い手がつかず、空いたままになっている。撤去した墓石の解体業者が繁盛しているようだ。
「子供たちにお墓の面倒をみる苦労をさせたくない」というのが動機の一つで、墓じまいをする。自分個人の墓は作らず、合同式墓地を選択する人が増えている。
例えば、「合葬式墓地(鵯越合葬墓)」
http://www.city.kobe.lg.jp/life/ceremony/memorial/cemetery/gasoshikibochi.html
添付、「合葬式墓地 断面図」は、このサイトから転載
あるいは、そもそも墓を作らず、“遺骨ダイヤ”にする人も増えているそうだ。
例えば、「遺骨からダイヤモンド。 魂に重さはありますか?」
http://www.algordanza.co.jp/
添付、遺骨ダイヤモンドの写真は、このサイトから転載。
お墓はともかくとして、他の四つはやはり足りなくなると思うのだが、どうだろうか。
①
後見人 … 認知症になっても、後見人をつけられなくなる
②
看取りの病院 … 現在、病院での死亡が8割を占めているが、入れる病院がなくなる
(ご参考)https://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/pdf/tdfk01-02.pdf
「死亡数の年次推移」のグラフもある
③
老人ホーム … 自宅での介護が難しくなっても、入れる老人ホームがなくなる
④
火葬場 … 死んでも直ぐには火葬できず、遺体のまま順番待ちになり、順番待ちの遺体が加速度的に増えていく
⑤
お墓 … お墓に変わる選択肢が増え、足りなくなることはない?
樹木葬とか散骨とかが増えているようだ。
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