===== 引用はじめ
だれもがいつかは迎える最期にむけ、今ある生を充実させるにはどうすればいいだろう。年齢を重ねることを前向きにとらえた本が集まった。
===== 引用おわり
(1) 朝倉真弓、『グレイヘアという選択』(主婦の友社)
~ ありのまま受け入れ ~
「白髪を伸ばし、整えることを育てる」と前向き。一方、周囲の目も気になるし白髪染をやめてしまっていいのか、という心の葛藤が興味深い。
いつまでも見た目を若く、という本が棚を席巻しているより、ありのままを受け入れるグレイヘアのような本が出ると自分の中の選択肢が増えそう。
(2) つばた英子・つばたしゅういち、『ききがたり ときをためる暮らし』(自然食通信社)
~ 流されずに暮らす夫婦 ~
キッチンガーデンを耕し、口に入れる物は自分たちで作る暮らしを長年ご夫婦で。心豊かな暮らしを丁寧に紡がれている。2人合わせて171歳! しゅういちさんが変わり者だけど、えらい格好良いんです。
映画「人生フルーツ」にもなりました。
(3) 山田 風太郎、『人間臨終図巻』(KADOKAWA)
~ 有名無名923人の最期 ~初出の昭和61年以前の有名無名を問わない923人の最期がどうだったかに絞って並べています。没年は十代から100歳以上と幅広く、年齢ごとに全3巻に分かれています。
「この人こんなに有名だけど、こんな死に方をしたのか」とか思いつつ読むといいのではないでしょうか。
<出典>
木ノ下めぐみ、どう年齢を重ねるかを考える【エエねん!この本】 産経新聞(2018/08/16)
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