1. 再会への希望
2.
死の恐れの減少
3.
霊が怖くない
【展開】
1. 再会への希望
亡き大切な人といつか再会できるという希望を持つことにより、故人なき現実生活を生きることができるという考え
2.
死の恐れの減少
大切な故人のところに赴けると考えれば、死の恐怖も覚えないという考えØ 「死が待ち遠しい」「死ぬのが怖くなくなった」「死んだら逢えると思うと、楽になった」
Ø 亡き大切な人と再会できることが最大の希望」(再会への希望)
3.
霊が怖くない
大切な人が亡き後、霊は恐るべきものではなく、愛しい存在に変わるという考えØ 「幽霊でもいいから出てきてほしい」「成仏なんかしてくれなくてもいい。そんなんじゃなくてずっとそばにいてほしい」
Ø 葬法・埋葬法の整備により、死者は「恐るべき存在」ではなく、「恩恵を与えてくれる存在」へと変化(=> 遺骸への恐れが減少)
<出典>
【講演】西岡 秀爾、「日本人の死生観」、神戸つむぎの会(2018/10/20)
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