認知症は、早く発見し、早く治療を開始することが大切だと言われています。治る認知症もあるし(*) 、治らないまでも進行を遅らせたり、症状を緩和することはできるようです。
(*) ===== 引用はじめ
治るタイプの認知症
● 正常圧水頭症(せいじょうあつすいとうしょう)
脳脊髄液(のうせきずいえき)が脳室に過剰にたまり、脳を圧迫します。
● 慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ)
頭をぶつけたりしたときに頭蓋骨と脳の間に血の固まりができ、それが脳を圧迫します。
その他、脳腫瘍、甲状腺機能低下症、栄養障害、薬物やアルコールに関連するものなど
===== 引用おわり
http://sodan.e-65.net/basic/ninchisho/
どこに行くか分からないまま、時間が経ってしまうことが多いようです。行先として、
(1) 物忘れ外来、認知症外来などと標榜(ひょうぼう)しているところへ行ってみるのも一つの方法ですが、
(2) まずは普段、風邪や腹痛の時などに診(み)てもらっている医師(かかりつけ医)に相談するのが良いと思います。その人が認知症サポート医ということもありますし、自分で判断が難しいときは他の医師を紹介してくれるでしょう。診断を受けた後の日常生活のことを考えれば、近くのかかりつけ医とは懇意にしておくことが大切です。
(3) 元気でかかりつけ医などいない、という場合は、地域包括支援センター(京都市では高齢サポート、神戸市ではあんしんすこやかセンターなど市町村により名称が異なる場合も)に相談すれば情報を教えてくれます。
とのことです。
因みに、神戸市では、
===== 引用はじめ
神戸市では、認知症の発症初期から状態に応じて、かかりつけ医、認知症サポート医、認知症疾患医療センター(鑑別診断などを行う専門医療機関)や、あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)などが連携し、医療・介護が一体となった認知症の人への支援体制を構築しています。具体的には、認知症の人やその家族の方が、まずお住まいの地域のあんしんすこやかセンターや、かかりつけ医に相談いただき、相談に応じて「こうべ認知症生活相談センター」や「認知症疾患医療センター」に紹介し、必要な医療や介護につなげるしくみとなっています。
===== 引用おわり
http://www.city.kobe.lg.jp/life/support/carenet/ninchisyou/index.html
<出典>
まずは、かかりつけ医へ【高見国生の認知症と歩む】(14) 産経新聞(2019/04/19)
【高見国生の認知症と歩む】(14)まずは、かかりつけ医へ
https://www.sankei.com/life/news/190419/lif1904190009-n1.html
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