2019年10月18日金曜日

(K0901)  恐怖のスパゲティ症候群 / 平穏死(A-1)<臨死期>

 
☆☆
家族に迷惑をかけたくないとピンピンコロリを望み、スパゲティ症候群は嫌なので尊厳死を望む人が多い。ピンピンコロリを別の言葉で言うと「突然死」、私は望まない。尊厳をもって死ぬより、私は平穏に死にたい
☆☆


===== 引用はじめ (箇条書き形式にした)
 一見して2人とも、見事に管だらけでした。上半身の周囲は機械で占められていました。

   点滴の管と
   輸液ポンプ、
   昇圧剤らしきポンプ、
   口には酸素吸入、
   鼻から胃に通る管、
   膀胱カテーテル、
   腕には自動血圧測定器、
   胸には心電図モニター、
   指には酸素飽和度を測定するパルスオキシメーター …
===== 引用おわり
 

===== 引用はじめ (箇条書き形式にした)
(1)  機械類が邪魔で、顔を近づけるのは容易ではありません。人間の尊厳といえる会話より、生命維持装置のほうを優先させる配置でした
(2)  点滴を取り替えに来た看護師さんはポンプの数字はしっかり見ましたが、患者さんの目は1秒も見ませんでした。
===== 引用おわり
 

===== 引用はじめ
 「在宅医療という選択肢もあるよ」とご家族に教えてあげようかな? いまからでも、最期まで食べて、笑える方法があることを教えてあげようかな …。そのためには「いまからでも家に連れて帰ったら?」と言いたい …
===== 引用おわり
 

<出典>
長尾和宏、「平穏死 できる人、できない人」、PHP研究所(2014)P.1-3
 
写真は、http://www.akb48matomemory.com/archives/1061301120.html

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