2020年4月4日土曜日

(K1068)  高齢者なるべく歩いて 新型コロナ外出自粛 「生活不活発化」の恐れ <体の健康>

 
☆☆
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の場合は自粛を求められていることから、外出を控える動きが広がっている。ところが高齢者の場合、家でじっとすることが別のリスクを招くこともあるという
☆☆
 
 「万が一、うつっちゃうといけないから買い物を週に2回から1回に減らした。歩かなきゃとは思うけれど…習い事も軒並みお休みになったし、前より外に出なくなったわね」(おばあちゃんの原宿と呼ばれる東京・巣鴨にて)
 
 それまで外出していた高齢者が家の中で過ごす時間が長くなると、いわゆる「生活不活発化」とも呼ばれる心身機能の低下を招く恐れがあると専門家は言う。
 「長期間、家の中でじっと過ごすと身体活動量が減り、結果、筋肉が衰える。また血行も悪くなるなど、さまざまなリスクがある」「動かないと食欲がなくなり、気力も落ちる。また人と話す機会も減ると、認知機能的にもよくない。(自粛ムードがおさまっても)以前のように外出したいと思えなくなる恐れもある」(東京都健康長寿医療センター研究所の北村明彦研究部長)
 
 日本理学療法士協会は3月、「新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛による生活不活発病の予防について」として、家の中で自分でできる運動の方法などを公開した。特徴はその人の足腰の状況に応じて、異なる運動を紹介している点だ。
 
<出典>
高齢者なるべく歩いて 新型コロナ外出自粛 「生活不活発化」の恐れ
産経新聞(2020/04/02)
https://www.sankei.com/life/news/200402/lif2004020006-n1.html
 
生活不活発病の予防について(日本理学療法士協会)
  外出できない時に体力を落とさないためのリハビリ
http://www.japanpt.or.jp/upload/japanpt/obj/files/info/20200305_1.pdf
  生活不活発病予防リーフレット
http://www.japanpt.or.jp/upload/japanpt/obj/files/info/20200305_2_2.pdf



0 件のコメント:

コメントを投稿