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認知症になった人と家族を支援する公益社団法人「認知症の人と家族の会」の初代代表、高見国生さんが3月末、同会の顧問を勇退した。「どんなに制度が進んでも、人の心を救うのは人とのつながり」とエールを送る
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結成総会に全国から約90人が集まった。
===== 引用はじめ
地元の医師らとともに家族の会を立ち上げ、代表に就任。20人ほどの団体の代表のつもりだったが、結成総会に全国から約90人が集まった。各地で苦しんでいる家族がいることに気づき、また驚いた。
===== 引用おわり
将来の家族のために信じて動く。それが『家族道』なんです
===== 引用はじめ
現場の家族の悩みを施策につなげるための提言を続けてきた。
「自分の介護には間に合わなくても、将来の家族のために、今の制度をもっとよくする義務があると信じて動く。それが『家族道』なんです」
===== 引用おわり
願いが実現するように努力した人生は、実りある人生だった
===== 引用はじめ
今も介護に悩む人は後を絶たず、「認知症になっても安心して暮らせる」という目標は遠い。それでも、「願いが実現するように努力した人生は、実りある人生だった」と言い切る。
===== 引用おわり
苦しんでいるもの、困っているものが声を上げてこそ社会は動く
===== 引用はじめ
高見さんは「苦しんでいるもの、困っているものが声を上げてこそ社会は動く」という信念で会を発展させ、絶対に認知症の人と家族の心から離れないという原則を貫いてこられた。
===== 引用おわり
<出典>
認知症 家族も安心な社会へ
産経新聞(2020/04/06 夕 )
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