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「生協10の基本ケア」の重度化予防効果の実証結果:①心身機能の悪化を防止すること、②「認知機能」や「意欲」「社会的関与」の悪化防止に寄与すること、③食事・入浴・排泄のケアの質が高いことが示唆された
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「あすなら10の基本ケア」の導入が広がり、今では「生協10の基本ケア」という名に変わっているが、内容は同じようです。
===== 引用はじめ
在宅生活を支える「生協10の基本ケア」は、ならコープが母体の社会福祉法人 協同福祉会が2006年から実践してきたケアの方法と考え方を基にして構築した生協の介護サービスです。「生協10の基本ケア」では日常の生活行為そのものをリハビリと捉え、ケアの提供を通じて在宅生活を基本とした生活動作の維持・向上を目指します。
全国の生協では2016年から「生協10の基本ケア」の福祉事業への導入を始め、福祉事業を行う54生協(生協が母体の社会福祉法人含む)のうち、2019年9月末現在で30の生協・法人が導入しました。
===== 引用おわり
生協の介護サービス「生協10の基本ケア」の重度化予防の効果を実証しました。
===== 引用はじめ
日本生協連は、2018年に国庫補助※を活用し、介護サービスの質評価に係る研究実績のある研究者らによる多面的な検証によって、生協の介護サービス「生協10の基本ケア」の重度化予防の効果を実証しましたので報告いたします。
※平成30年度厚生労働省老人保健健康増進等事業(老人保健事業推進費等補助金)
===== 引用おわり
実証結果は、
===== 引用はじめ
「生協10の基本ケア」:調査研究によって実証された効果
(1) 利用者の日常生活動作の中で下肢への加重や重心移動を行い、出来ることは自分で行うことなどに重点を置いた介助が心身機能の悪化を防止すること。
(2) 利用者本人の意向を尊重し、利用者とのコミュニケーションや安心できる場づくりなどの関係性の構築が「認知機能」や「意欲」「社会的関与」の悪化防止に寄与すること。
(3) 「生協10の基本ケア」を実施している群(実施群)と、していない群(非実施群)との比較で、食事・入浴・排泄のケアの質が高いことが示唆された。
===== 引用おわり
<出典>
在宅生活を支える生協の介護サービス
「生協10の基本ケア」重度化予防効果の実証結果を報告
~利用者の自立を重視した介助による心身機能悪化防止効果など3点を立証~
https://jccu.coop/info/newsrelease/2019/20191029_01.html
https://jccu.coop/info/up_files/release_191029_01_01.pdf
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