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100歳まで生きられるのが当たり前になりつつある中、さまざまなメディアで紹介されている手軽な室内運動と併せ、汁物摂取など食生活にも注意することで、健康寿命を阻害する生活習慣病を予防・抑制したいものだ
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「3食きちんと取り、それぞれに汁物を加えてほしい」。
これが肥満予防になるらしい。これならば、実行のハードルは低い。
何故、汁物を摂取すると、肥満予防になるのか。
① 汁物を一緒に食べることでおなかが膨れ満腹感につながる
② 野菜などの具材による栄養バランスのよさが肥満を抑制する方向に働いている
③ 汁物の多くは1杯50キロカロリー以下と低いのに対し、汁物の代わりに揚げ物などを食べて満腹感を得ようとした場合、1切れで100キロカロリーを上回ってしまうことも多い
汁物としては、
① 代表的な汁物といえば、みそが思い浮かぶ。ただ、高血圧につながる塩分を気にする人もいるが、最近の研究で、みそには塩分のほかに血圧上昇を抑制する大豆由来の成分なども含まれ、1日3杯程度なら血圧に影響しないとの報告もある。
② それでも気になる人は「野菜などの具を多くし、汁を少なめにする方法もある」
この考え方は、東日本大震災に伴う東京電力福島第1原子力発電所事故で屋外活動が制限された福島県で報告されたもの。
県教委では、原発事故後の児童・生徒の肥満増加と体力低下の克服のため、自身の食生活や健康状態、体力について記録してもらう「自分手帳」を配布。
手帳内の「食生活」の章では、汁物を「第2の副菜の役割」と解説し、毎食のメニューに加えるよう記載している。手帳の内容は同県教委健康教育課のホームページに掲載されている。
福島県教育委員会、「自分手帳」、「食生活18」ページより
https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/282872.pdf
「健康長寿を目指す大人にも適用できる内容」という。
<出典>
【100歳時代】汁物摂取で肥満予防を 外出自粛対策に福島の教訓
https://www.sankei.com/life/news/200420/lif2004200008-n1.html
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