前回からの続き。おそらく著者が一番言いたいことは、第四章に集約されていると思う。
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「社会貢献」なるものは、かなり定型化していると思う。社会貢献を、もっと柔軟に考えてよいのではないか。「社会貢献」と名詞でいうと頭がかたくなる。「社会」に「貢献」すれば、どんなものでも「社会貢献」だ
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構成は、
第四章 社会貢献活動で盛春人生実現
1.社会貢献の意義と幸せ 2.私自身のささやかな活動の内容
3.社会貢献活動の種類の実例
4.社会貢献を実践するうえでの心得
世の中で「社会貢献」と言われているものは、かなり定型化していると思う。子ども食堂とか、青少年育成活動とか、高齢者施設での介護ボランティアとか。それらのメニューから選ぶという入り方をして、社会貢献に入っていく人が多いようだ。それは、それでよい。
でも、社会貢献を、もっと柔軟に考えてよいのではないか。「社会貢献」と名詞でいうと頭がかたくなる。「社会」に「貢献」すれば、どんなものでも「社会貢献」だ。著者は、自身の経験を語りながら、「社会貢献」を狭いオリから解き放とうとしているように、私には思える。
===== 引用はじめ
2.私自身のささやかな活動の内容
(1)私の仕事に関係する社会貢献活動
1 子供の教育に関する貢献活動2 社会教育に関する貢献活動
3 外国人の日本語習得のお手伝い
4 教育講演の依頼に応じる
(2)私の人生観に関する社会貢献活動
1 平和と幸福を祈願するミニ遍路2 住居周辺のゴミひろい
3 笑顔での挨拶と会話の日常生活
(3)国内外へ救済と支援のささやかな寄付活動
(4)心の悩み等に関する相談を受ける
3.社会貢献活動の種類の実例
(1)体験した職業などに関する貢献活動
1 家電器具の修理2 家や家具の簡単なリフォーム
3 法律関係の書類の書き方の相談
(2)自分の趣味を活用した社会貢献
1 パソコン等の操作を教える2 カラオケの愛好グループをつくる
3 囲碁や将棋の仲間づくりをする
(3)日常生活でいつでも実践可能な貢献
1 笑顔で他者と常に接する2 やさしい言葉づかいをする
3 困っている人をその場で助ける
===== 引用おわり
<出典>
宇佐美 覚了、「定年後の活かし方楽しみ方 盛春謳歌実践ヒント集」
浪速社
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784888545259
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