☆☆
医療に対する満足度は高いものの、人生の最終段階で、約4割のがん患者が痛みや気持ちのつらさなどを抱えてすごしており、緩和ケアや家族へのケアについて より一層の対策が必要であることが示されました
☆☆
がんで亡くなった患者の4割が、死亡する前の1カ月間に痛みを感じていたとの推計を国立がん研究センターがまとめ、31日付で公表した。一部の患者は、苦痛を和らげる緩和ケアを十分に受けられていない可能性があるという。
推計によると、亡くなる前の1カ月間に痛みがあった割合は40.4%。死亡の1週間前に痛みがあった患者では、「医師はある程度対処してくれたが不十分だった」(21%)、「診察の回数や時間が不十分だった」(9%)が痛みの理由として挙がった。
医療に満足していた割合は71.1%と高めだった半面、身体の苦痛があった割合は47.2%、気持ちのつらさがあったケースも42.3%に上った。患者と医師の間で、終末期をどこで過ごすかの話し合いをしていた割合は36.5%と低かった。
元のデータは、
人生の最終段階の療養生活の状況や受けた医療に関する全国調査結果を公表
2020年10月31日 国立研究開発法人 国立がん研究センター
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2020/1031/index.html
<出典>
2020年10月31日07時41分 時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020103100027&g=soc
0 件のコメント:
コメントを投稿