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本人には悪いことをしているという意識はありません。高齢者の行為は多くの場合、直接的な行為より、寂しさや不安を埋めたいという気持ちの方が強いので、軽いスキンシップで心がおちつく場合があります
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(性的逸脱行為)愛し、愛され、必要とされたい(2) ~ どうすればよいか
● 「あなたの存在が嬉しい」と伝える
認知症の人の性行動は、性欲よりも寂しさや不安などに起因します。認めてほしい、愛してほしいという気持ちを満たしてあげましょう
<配慮するとよいこと>
● 対応①: 軽くかわす
「今日は調子が悪いの。また今度ね」など優しく
● 対応②: (できれば)目を見て手に触れる
言葉以外のコミュニケーションのほうが心に届きやすい。
● 心理:不安や好きな気持ちが抑えられない
よくしてくれる人や、初恋の人に似た人を好きになることも。
● 対策:楽しみをみつけてあげる
ほかに気持ちを向けさせたり、行為の原因を取り除く。
<出典>
杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」
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