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「老化によって腕や脚筋肉は減るが、適度な運動とタンパク質が豊富な食事である程度補うことができる」「コロナが怖くて散歩や買い物に行かなくなり、乏しい食材で栄養不足に陥るダブルパンチが心配だ」
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なかなか収束の気配が見えない新型コロナウイルスの流行。お年寄りが感染を恐れて自宅に閉じ籠もりがちな暮らしが長く続くと、身体機能や認知機能が低下して要介護の一歩手前の「フレイル(虚弱)」と呼ばれる状態に陥る懸念がある。
流行前には6割以上の人が「毎日外出する」と答えていたが、流行後には4割以下に減った。「2~3日に1回」「週に1回」の人も加えると、4割以上の高齢者で外出の頻度が顕著に低下していた。
気になるのが外出が「週1回未満」の″閉じ籠もり傾向″の人だ。「バランスの良い食事ができていない」と答えた人が多く重なる。食生活の質が低下していることがうかがえる。
「老化によって腕や脚筋肉は減るが、適度な運動とタンパク質が豊富な食事である程度補うことができる」と飯島さん。「コロナが怖くて散歩や買い物に行かなくなり、乏しい食材で栄養不足に陥るダブルパンチが心配だ」と話す。
<出典>
「コロナ虚弱」要注意
産経新聞(2020/11/15)
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