2020年11月10日火曜日

(K1288)  特養以外も選択肢に入れよ <高齢期の住まい>

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現時点では、単身で1千万円超の資産を持ち、公的介護保険の自己負担割合が3割の方が特養のユニット型個室に入居すると、ひと月の負担は22万円から24万円くらい。要介護3以上でも他の高齢者施設も考えるべき

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 添付図を見ると、特養に入りたくなります。でも、…

 

===== 引用はじめ

 個人相談で気になるのは、介護が必要になったら特別養護老人ホーム(特養)への入居を考える方が少なくないこと。

===== 引用おわり

 制度の改正で、特養はすべての人に安い施設ではなくなったことを知りましょう。

 

 

 一つは、なかなか入居できないこと、二つは、必ずしも安いとは限らないこと。

 

(1)  なかなか入居できない

 要介護3以上でないと、特養への申請ができない現実を知らない方が多いのです。老後に1人暮らしをする場合、要介護1と2はどこで介護を受けるのか、検討が必須です。

 

(2)  必ずしも安いとは限らない

 要介護3以上で特養に住み替える場合も、資産の多い方は注意が必要です。夫婦で2千万円超、単身で1千万円超の資産があると、軽減措置の対象外に。さらに軽減措置の対象外となる資産額は、引き下げも予定されています。

 現時点の基準では、単身で1千万円超の資産を持ち、公的介護保険の自己負担割合が3割の方が特養のユニット型個室に入居すると、ひと月の負担は22万円から24万円くらい。これだけの費用を払うなら、要介護3以上でも他の高齢者施設との費用比較をすべきです。

 

 では、特養以外に、どのような選択肢があるのか。

 住み替え先としては、①介護付有料老人ホームや②介護型ケアハウス、③「特定施設入居者生活介護」の認定を受けているサービス付き高齢者向け住宅などが候補になります。いずれも24時間、365日の介護に対応しているからです。

 

 添付図は、

https://shizuoka-roujinhome.jp/info/info-11885/

より

 

<出典>

要介護1と2の住み替え先検討を

【節約家計簿】 産経新聞(2020/11/04)

https://www.sankei.com/life/news/201104/lif2011040009-n1.html



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