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認知症の症状を悪化させる可能性がある。幻覚を感じても、本人が恐怖を感じたり混乱や不安に陥ったりしなければ、問題はない。周囲の人は、幻覚を否定も肯定もせずに軽く受け流し、本人がおちつく方法を探ろう
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(幻覚)家の中にまったく知らない人がいる(2) ~ どうすればよいか
● みえていることを受けとめる
幻覚を訴えられても、本人以外にはわからないわけですから、とまどってしまいます。しかし、本人にはありありと感じられることで、恐怖や不安を持っています。その気持ちに寄り添いましょう。
<配慮するとよいこと>
● 原因: レビー小体型でみられることがほとんど
レビー小体型は、脳の視覚を司る部位に障害が起こりやすく、幻視が現れる。意識障害によって起こることも。
● 対応: 「怖い」ことを一緒に解決する
幻覚はどんなもので、それによってどういう気持ちなのか聞く。いっしょに幻視のある場所に近づいたり、その場を離れたりする。
● 対策: 証明を明るくし、部屋を片付けておく
暗がりやものかげ、壁にかけた衣類は錯視の原因。明るくすっきりした部屋では、錯視がおさまることも。
<出典>
杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」
添付図は、
「認知症の方の幻覚に対する介護職のケア方法」
https://kaigo.ten-navi.com/article/9
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