2020年11月17日火曜日

(K1297)  地域におけるフレイル予防活動(飯島研究室) <体の健康>

 ☆☆

飯島さんらが全国の自治体に呼び掛けて地域ぐるみの「フレイルチェック」活動を広めている。お年寄りが公民館などに集まって互いの健康状態をチェックする。孤立しがちな人に社会参加を促すのも狙いだ

☆☆

 

 高齢者の閉じ籠もりは心の健康も損ねる。身近な人と会話し、つながり合うことが元気で長生きする秘訣だ。

 

 飯島さんらが全国の自治体に呼び掛けて地域ぐるみの「フレイルチェック」活動を広めているのはそうした理由から。お年寄りが公民館などに集まって互いの健康状態をチェックする。孤立しがちな人に社会参加を促すのも狙いだ。

 

 昨年までに66自治体がこの試みを導入。地域で活動の中心を担う「フレイルサポーター」も増えたが、今年になってコロナ流行で活動停止を余儀なくされた。

 

 「再開してほしい」との声が強まり、6月にはビデオ会議システムを使ってサポーターや自治会関係者ら400人超が決起集会を開催。感染防止策を講じながら再開する自治体も出てきた。

 

 九州の自治体でフレイルチェックに参加した約30人を調べると、自粛期間中に2人に1人で筋肉量や握力が低下したり、滑舌が悪くなったりしていた。人との交流が少なかった人でこの傾向が強かった。

 

<出典>

「コロナ虚弱」要注意

産経新聞(2020/11/15)

 

添付図は、飯島研究室のホームペーより

http://www.frailty.iog.u-tokyo.ac.jp/%E7%A0%94%E7%A9%B6/%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%AB%E4%BA%88%E9%98%B2%E6%B4%BB%E5%8B%95/


0 件のコメント:

コメントを投稿