2019年9月15日日曜日

(K0868) (続)「竹内まりあ/人生の扉」を聴いて <仕上期>


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歌い手が伝えたいことを純粋に受け取るのが基本だと思います。他方、その歌詞から何を受け取るかは、人によって違うでしょう。応援歌として聴く人もおり、自分の気持ちを表現してもらったと聴く人もいるでしょう
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前回の投稿にコメントをいただきました。
ありがとうございました。
 
===== 引用はじめ
 It's hard to get older のことですが、ここの hard は、「難しい」ではなく、「つらい、きつい」という意味だと思います。
 したがって、「齢をとるのは難しい」という意味ではなく、「齢をとるのはつらい」という訳になるだろうと思います。
 それで前の一行とは矛盾なくつながります。
===== 引用おわり
 納得です。


 すると、この唄は、「弱くなるのは悲しい、齢をとるのはつらい、みんな人生に意味はないと言っている」と絶望な気分になった後、それでも私は”it's worth living”と信じている、と終わっています。そんな気持ちなのに何故信じることができるのか、信じる根拠が見当たらないのが私には気になります。ただ、前半でもずっと根拠なく楽観的な見通しを繰り返しているので、最後に厳しさを感じながらも楽天的であり続けているのは、一貫しているのかなと思いました。
 
 
 竹内まりあがそう生きることは何の問題もありませんが、自分の生き方と照らし合わせると、ズレがあり、私の「解釈」が生まれているのだと思います。
 無理筋かなと思いつつも、”But I still believe it's worth living”を「私は人生には意味があると信じて生きている」と私は「解釈」しています。
 竹内まりあは「信じている」だけなのに、私は「信じて生きよう」としています。それが私の生き方なのでしょう。… 同じかな?
 

 歌い手の世界に浸ろうとはせず、自分の中に歌詞を引き込み自分なりの解釈を与えている、そういうことをしているのかなと思いました。
 
 
歌詞全体は、
http://www.kasi-time.com/item-6590.html

引用した英文は、最後の部分です。出だしは、


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