2019年9月16日月曜日

(K0869)  ひとり老後、賢く楽しむ <仕上期>

 
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I say it's sad to get weak / You say it's hard to get older
高齢期も変化に富むが、下方基調だ。若者以上に柔軟さが求められる。置かれた状況で最善を求める生き方は、若々しい
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1行目については、
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/09/k0867.html
 

一言で要約すると、
『変化を受け入れられる柔軟さ』を!
 

(1)  【過去】過去の規準に囚われない
 
 「昔はこれができた」「こうでなくてはだめ」という発想は捨てる。意識しないままに囚われている過去の規準に気づく

 (2)  【現在】自立と依存を融合する

 できないことは割り切って人に手伝ってもらい、自分でできることだけやる。手伝ってもらう際は、こだわりを捨てて相手のやり方に任せる

 (3)  【未来】基本的な状況が大きく変わることを前提とする

 自分の体も年とともに変わっていくし、周りの状況も変わる。いつ病気になるかだってわからない。「この年になると、5年後もどうなっているか分からない。具体的に考えられるのはせいぜい1年後のこと」。PDCAサイクルの周期を1年とする。
 ただ、100歳まで生きるかもしれない。これをチャンスとリスクの両面からとらえなければいけないだろう。1年先だけを考えておればよいというものでもない。中・長期ビジョンも必要だ。先が読めないので、複数のケースを想定する必要があるが、極論を言えば、「100歳まで生きる」と「来年、死ぬか、寝たきりになるか、認知症になる」の2通りでよいかもしれない。
 

注.私は「ひとり老後、賢く楽しむ」を読んでおらず、書評を見て書いている。引用が多いが、私の意見もたくさん入っている。過去・現在・未来という分け方は、元々はない。著者が言いたいのとは反対のことをかいているかもしれない。
 

<出典>
岸本葉子、「ひとり老後、賢く楽しむ」、文響社
書評 産経新聞(2019/09/07)

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