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最期まで、少しでも余命を楽しみたいという人は、抗がん剤のやめどきを自分で決めた方がいい。自分の体の声に耳を傾けて、人間が本来持つある種の動物的な勘をもっと働かせて、「そろそろかな」と自分で決めていい
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最期まで食べたり、笑ったり、旅行して、少しでも余命を楽しみたいという人は、抗がん剤のやめどきを自分で決めた方がいい。
医者にまかせてしまったら、気がついたら死ぬまで抗がん剤治療がつづくことに…
やめどきは誰も分からない。自己決定するしかない。
・ 自分の体の声に耳を傾けて、人間が本来持つある種の動物的な勘をもっと働かせる
・ 「そろそろかな」と自分で決めていい・ 家族とよく相談して決める
・ 主治医とよく相談しながら決める
抗がん剤をやめる10のやめどき
(1) 最初からやらない
(2) 抗がん剤開始から2週間後(3) 体重が減ってきたとき
(4) 抗がん剤のセカンドラインの治療をすすめられたとき
(5) 血液腫瘍マーカーは下がらないが、抗がん剤をやろうと言われたとき
(6) がんが再発したとき
(7) うつ状態になったとき
(8) 一度治療を休んだら楽になったとき
(9) 抗がん剤のサードライン治療をすすめられたとき
(10)死ぬときまで
長尾和宏、『抗がん剤 10の「やめどき』(ブックマン社)
あなたの治療、延命ですか? 縮命ですか?
もちろん、がんと最後まで闘いたい、玉砕したいという人もおられます。そんな人は、やめずに最期までつづけたらいいと思います。止めません。
<出典>
長尾和宏、「平穏死 できる人、できない人」、PHP研究所(2014)、P.62-64
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