2019年11月26日火曜日

(K0940)  必要なのは「老化」への備え <体の健康>

 
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高齢化により健康と病気の境界はあいまいになった。しかし医療はいまだ健康と病気の境界がしっかりしていた時代のまま。老化を遅らせることができるのは、薬でなく運動や体に良い食事といった生活習慣の積み重ねだ
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1.   高齢化により健康と病気の境界はあいまいになった
2.   認知症や寝たきりは老化により引き起こされる状態であり、老化は薬では防げない
3.   生活習慣の積み重ねで、老化を遅らせることができる
4.   生活習慣を変えるのは容易ではない
5.   行動変容外来の役割
6.   習慣化するためのコツ
  ★ 詳しくは、以下を参照してください。
  http://kagayaki56.blogspot.com/2019/11/1799.html


 
【展開】
 
1.   高齢化により健康と病気の境界はあいまいになった
 高齢化により健康と病気の境界はあいまいになった。年を取ると、ひとつの臓器だけでなく全体が悪くなっていくからだ。例えば生活習慣を原因とする高血圧と高血糖の患者に対して、降圧剤で血圧を下げても血糖は下がらない。全身の老化を止めることもできない。
 
2.   認知症や寝たきりは老化により引き起こされる状態であり、老化は薬では防げない
 認知症や寝たきりは老化により引き起こされる状態であり、老化は薬では防げない。100歳時代に必要な医療はこれまでとは異なる。ところが、医療はいまだ健康と病気の境界がしっかりしていた人生70歳時代のままだ
 
3.   生活習慣の積み重ねで、老化を遅らせることができる
 心筋梗塞や脳梗塞といった病気の救命率は上がった一方で、全身が弱っていく老化に対して「医療」ができることは少ない。老化を遅らせることができるのは、薬でなく運動や体に良い食事といった生活習慣の積み重ねだ。
 
4.   生活習慣を変えるのは容易ではない
 ただ、生活習慣を変えるのは容易ではない。長年、腎臓・高血圧内科の医師として高血圧の患者をみてきた横山教授は平成28年、東京慈恵医大病院に「行動変容外来」を開設
 
5.   行動変容外来の役割
 患者自身に健康を維持するための行動を選んでもらい、その実践と継続をサポートするのが行動変容外来の主な役割だ。
 
6.   習慣化するためのコツ
 100年使える体をつくる方法をまとめた著書『健康をマネジメントする』(CCCメディアハウス)の中では、三日坊主で終わっても次の習慣に移るなど習慣化するための21のコツを挙げた。「健康に良い習慣を継続するには、高いハードルを設けて挫折しないこと、自己肯定感を損なわないこと」。
  ★ 詳しくは、以下を参照してください。
  http://kagayaki56.blogspot.com/2019/11/1799.html


<出典>
東京慈恵医大・行動変容外来、横山医師、必要なのは「老化」への備え 
【100歳時代プロジェクト】 産経新聞(2019/11/26)
https://www.sankei.com/life/news/191120/lif1911200023-n1.html

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