2019年11月28日木曜日

(K0942)  GPS機能なしで位置情報を得る方法 /高齢者の見守り(3) <見守り>

 
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認知症には徘徊(はいかい)の不安がつきまとうが、ALSOKではGPSを搭載した携帯用通報端末サービス「まもるっく」を提供している。また、小型端末「みまもりタグ」を使ったサービスもある。位置情報が重要
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 小型端末「みまもりタグ」を使ったサービスが二つの点で興味深い。

第一に
===== 引用はじめ
 同端末は14グラムと軽量でバッグに付けたり、専用の靴の中に取り付けたりできる。
===== 引用おわり
 確かに、携帯をもたせても、どこかにポンと置いて、どこかに行ってしまいそうです。
 

第二に
===== 引用はじめ
 このサービスの特長は位置情報の把握の仕方だ。街中で契約者の家族以外の人でも、その人がスマホなどに専用の無料アプリを入れていれば、すれ違った際の履歴が残る。その記録を契約者の家族らが専用アプリで確認できるのだ。
===== 引用おわり

 この発想が面白い。

===== 引用はじめ
 どんな仕組みですか?
 「みまもりタグ」が発するBluetooth®の電波を「専用アプリをインストールしたスマホ」や「みまもりタグ感知器」が受信。スマホのGPSや「みまもりタグ感知器」の設置場所情報を利用して位置情報の履歴を収集します。
===== 引用おわり
===== 引用はじめ
 「みまもりタグ」はGPS機能は搭載しておりません。そのため、「みまもりタグ」自身は位置情報を発信することができません。
===== 引用おわり
 

 「みまもりタグ」にGPS機能は搭載しないので、小型・軽量(わずか14グラム)にできます。弱い電波を出すだけの装置なので、電池交換は1年に1回でよいそうです。
お買い上げ価格は、「月額250円。機器費2200円」。原価はかなり安いと思うが、…
https://www.alsok.co.jp/company/news/news_details.htm?cat=2&id2=857
 
 ただ、ボランティアに無料の専用アプリ「みまもりタグアプリ」(無料)をインストールしてもらうことが必要です。しかし、これは絶えず自分の位置を発信し続けることになるので、極めて気持ちが悪く、私なら嫌です。「みまもりタグアプリ」をインストールしてくれる人がいないと、「みまもりタグ感知器」だけが頼りになり、それでは精度が悪いのではないでしょうか。
 それと、「みまもりタグアプリ」をインストールしたスマホは、かなり電力を消耗しそうな気がしますが、どうでしょうか。
 

<出典>
産経新聞(2019/11/20)
https://www.sankei.com/life/news/191120/lif1911200021-n1.html
 
<御参考>
みまもりタグ
https://www.alsok.co.jp/person/mimamoritag/service.html


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