2019年12月26日木曜日

(K0970)  MoCA(日本語版モントリオール認知度評価) <認知症>

 
☆☆
認知症のスクリーニングとしては、「MMSE-J精神状態短時間検査」や「長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)」が有名だが、「MoCA(日本語版モントリオール認知度評価)」も良さそう。自分で検査可
☆☆
 
===== 引用はじめ
 MoCAは軽度認知機能低下のスクリーニングツールであり,多領域の認知機能(注意機能,集中力,実行機能,記憶,言語,視空間認知,概念的思考,計算,見当識)について,約 10 分という短い時間で評価することができる。
===== 引用おわり
 
 項目としては、
1. Trail Making
2. 視空間認知機能(立方体)
3. 視空間認知機能(時計描画)
4. 命名
5. 記憶
6. 注意 順唱
7. 復唱
8. 語想起
9. 抽象的思考
10. 遅延再生
 
 検査シートと検査方法は以下から参照できるので、自分たちで検査することができます。合計で 30 点満点であり,日本語版では 26 点以上が健常範囲と考えられます。
 
MoCAMontreal Cognitive Assessment) 10分)
【検査はこちらから参照可能】
https://www.mocatest.org/wp-content/uploads/2015/tests-instructions/MoCA-Test-Japanese_2010.pdf
【検査方法はこちらから参照可能】
https://www.mocatest.org/wp-content/uploads/2015/tests-instructions/MoCA-Instructions-Japanese_2010.pdf
 
<出典>
西野仁雄、「認知症を予防して百歳時代を生きる~高齢者の主張と責任について~」、NPO法人新現役ネット、総合生涯学習センター(大阪市北区)、2019/12/17

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