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無縁社会の象徴「孤独死」。平成30年に23区内で自宅で「異状死」した単身者は5513人と、2年間で2割も増加。昔のような大家族では起こりえなかった。発見までの時間がかかるほど、故人の尊厳は失われる
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===== 引用はじめ
日本少額短期保険(略称・少短)協会が昨年まとめた「孤独死現状レポート」によると、孤独死事故3392人のうち男性は83%と圧倒的に多く、59歳以下のいわゆる現役世代が42%を占めている。大半は病死だが、自殺も11%あった。
「孤独死は生活環境の変化と所得の減少に起因しているように感じます。倒産、リストラ、解雇、熟年離婚…。お金と家族をなくし、一人にされると男は弱いんですかね」。同協会孤独死対策委員会の安藤克行委員長(53)が語った。
===== 引用おわり
産経新聞(2020/06/24 夕刊 )
以下は、「第4回孤独死 現状レポート」(2019/05/17)による。
本レポートにおける孤独死の定義
「自宅内で死亡した事実が死後判明に至った1人暮らしの人」
レポートの対象となる期間
収集の対象期間:2015 年 4 月~2019年 3月までの孤独死のデータ
孤独死人数
3392人。男性2804人(82.7%)、女性588人(17.3%)
発見までの日数
早期発見と言える3日以内での発見は 全体で40.2%。特に女性は47.9%と 男性と比較し9.4ポイント高い。 発見されるまでの平均日数は、全体で 17日となっている。
30日以上経過してから発見される 割合は全体で14.3%。 発見まで長期間を要する割合は男性の 方が高い傾向であることがわかる
<出典>
一般社団法人日本少額短期保険協会 孤独死対策委員会、「第4回孤独死 現状レポート」、2019年5月17日
http://www.shougakutanki.jp/general/info/kodokushi/news/report.pdf
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