☆☆
着替えには、季節や場所、状況に合う衣服を選ぶための見当識や判断力が必要。正しく着るためには、ものごとを順序よく組み立てて遂行する力も大切。認知症の人は、これらの能力が低下するため、着替えが苦手になる
☆☆
お気に入りの服を着替えたくない
● うまく誘導する
着替えが必要な場合は、本人なりの理由や気持ちを考慮しながら対応しましょう。
<してはいけないこと>
「みっともない」とたしなめる
汚いなどというと、そのマイナスな言葉のイメージだけが本人に残ってしまう。
<配慮するとよいこと>
・ いっしょに選ぶ
「あの赤い服がよく似合ってますよけなどと勧める
・ 第三者とのかかわりをつくる
本人が自発的に着替えることがある
・ わかりやすくしまう
<説明>
認知症の人は、着替えが苦手になったり、また、同じ衣服にこだわり、放っておくと何日も着替えません。周囲の人は、本人が体調を崩す心配がなければ、多少のことには目をつぶりましょう。
<出典>
杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」
0 件のコメント:
コメントを投稿