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警察庁は21日、2020年版の警察白書を公表した。犯罪を巡って被害者と容疑者の双方で65歳以上の高齢者の割合が増えていることに注目。高齢者を被害者にも犯罪者にもさせないためには、どうしたらよいか
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A)
犯罪を巡って被害者で65歳以上の高齢者の割合が増えている
①
全国の警察が認知した刑法犯の件数が02年をピークに減少する中、被害件数に占める高齢者の割合は09年から増加し続け、19年は12・3%に上った。
②
オレオレ詐欺など特殊詐欺で高齢者が被害者の8割を超えるなど、知能犯による被害の増加が目立つ。
B)
犯罪を巡って容疑者で65歳以上の高齢者の割合が増えている
①
刑法犯で摘発された人のうち高齢者が占める割合は、1989年の2・1%から19年には22%に上昇した。
②
同年の万引きの摘発件数では48・7%に上った。
C)
その他
警察施設に勾留した際の対応も求められており、白書は、おかゆを出したり、一部で留置担当者が介護の専門家から介助研修を受けたりしていることを紹介した。
【ご参考】 令和2年警察白書 概要
目 次
第1部 特集・トピックス
特集 高齢化の進展と警察活動
第1節 高齢者を犯罪・事故から守るための警察の取組・・・・・・・・1
第2節
高齢者による犯罪・事故への対応と防止に向けた取組・・・・・4
トピックス
Ⅰ 新型コロナウイルス感染症に対する警察の取組・・・・・・・・・・7
Ⅱ 科学捜査を支える取組・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
Ⅲ 準暴力団の動向と警察の取組・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
Ⅳ いわゆる「あおり運転」(妨害運転)に対する警察の取組・・・・・10
Ⅴ 皇宮警察本部の活動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
第2部 本編
第1章 警察の組織と公安委員会制度(p.37-44)
第2章 生活安全の確保と犯罪捜査活動(p.45-102)
第3章 サイバー空間の安全の確保(p.103-118)
第4章 組織犯罪対策(p.119-140)
第5章 安全かつ快適な交通の確保(p.141-164)
第6章 公安の維持と災害対策(p.165-188)
第7章 警察活動の支え(p.189-206)
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令和2年警察白書 概要
<出典>
被害者、加害者とも高齢者の割合が増加 警察白書、高齢社会対応の重要性を指摘
7/21(火) 11:29配信 毎日新聞
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