2020年7月14日火曜日

(K1170) (状況の混乱)早く会社に行かないと仕事が滞る(1) / 認知症の人の不可解な行動(21) <認知症>

☆☆
認知症の人は、介護を必要とする自分を情けなく感じている。だからこそ、若いころの自分に戻ってしまうのかもしれない。それを否定される辛い。先ずは受け入れてもらって満足できると、妥協できるようになる
☆☆

  昔の習慣がよみがえる
 バリバリ働いていた時代や、子育て、趣味に励んでいた時代は、充実した人生の記憶。そのころの輝いていた自分に戻っています。

<本人の気持ち>
 「仕事に行かなくちゃ」
 過去の記憶の中で生きている認知症の人は、「自分は現役」と思っています。本人にとっては、車を運転して田畑に行こうとしているだけなのに、家族に止められ、納得できません。

<こんなケースも>
   名刺を渡すしぐさをする
  「息子を迎えに行く」と傘を持ってでかける
  「会議がある」とコーヒーやお茶をたくさん淹れて並べる

<出典>
杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」



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