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日本のコロナ感染の数がまた増えてきたが、海外と比べればまだ少ない方。ただ「まだ少ない」とうそぶいていると大変なことになりそうだ。日本の高齢者施設は、集団感染が少ない。よいところを見習うのも大切だろう
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『ニューズウィーク日本版』(7・21)の大特集「台湾の力量」
注目は比較政治学者マルガリータ・エステベス・アベ(米シラキュース大学准教授)の「日本の勝因は高齢者施設」というリポート。〈医学・疫学の専門家とは違う視点から「日本モデル」を再考〉。
〈170万人以上が高齢者施設に入所・通所している世界一の高齢化社会である日本で、施設での集団感染が少ない〉
コロナによる死亡者のうち高齢者施設での感染を比較すると、ドイツ39%、〈コロナ対策で評価が高い韓国でも〉34%に対して日本は14%。
〈また、施設にいる高齢者のうち何%がコロナで亡くなったかという数値に換算すると、ドイツが0・4%、スウェーデンが2・8%、イギリスが5・3%、スペインが6・1%であるのに対し、日本は0・01%にも満たない〉
理由としては早期の面会禁止、外出制限、職員による予防策などではとアベ准教授は推測している。
<出典>
米学者が注目する「日本のコロナ対策」
【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈780〉 産経新聞(2020/07/18)
添付写真は、
ニューズウィーク日本版 2020年 7/21号
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