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「何度か見たことがあるはずだが、毎回初めて見るかのように感動する」。認知症になってからでもできそうだ。体を動かすだけでなく、「感」を働かせることも大事。「感動」「感謝」のある人には、周囲も優しくなる
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「100歳の曽祖母長生きの秘訣」 中学生 山崎
心路 14(東京都世田谷区)
私には100歳の曽祖母がいる。大正、昭和、平成、令和の時代を生き続け、戦争や震災など多くのことを経験した彼女は、まるで「生きた化石」だ。
そんな曽祖母は私の誇りであり、自慢の存在である。どうしてそんなに長生きしているのか不思議に思うと同時に、長生きの秘訣がみつかるかもという期待を込めて、少し観察してみることにした。
曽祖母は、1日のほとんどを塗り絵をして過ごし夕方になると時代劇ドラマ「遠山の金さん」を見る。このドラマを曽祖母は何度か見たことがあるはずだが、毎回初めて見るかのように感動する。そして、いつもどんな小さなことにも感謝をしていた。
いろいろな経験をしてきた曽祖母にとって、安心できる生活を送れることが本当にありがたいことなのだろう。そして、何事にも感謝するという心得が長生きの秘訣なのかもしれない。
<出典>
100歳の曽祖母長生きの秘訣
【談話室】産経新聞(2020/01/04)
添付図は、“長生きの秘訣の5ヶ条”
http://nagano.perma.jp/column/column86-90/clm_2711.html
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