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農家の高齢化により耕作されなくなった農地が周囲に多数あることから、かつて東京に通勤していた高齢者らが野菜を栽培する。以前のように満員電車に揺られることもなく、休耕地を減らすことにも貢献できる
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1.
実態
(1) 男性(60歳以上)は、他人と対面して会話する頻度がどの年齢層でも調査ごとに減っている
(2) 男女平均で約7割の人が75歳ごろから自立度が低下し、日常生活で何らかの支援が必要になる
(3) 「サポートが必要になる時期に他人との人間関係が希薄になり、支援を受けにくくなる可能性が出てくる」
(4) 50~64歳の5千人を対象に定年後に何をしたいかを聞いたところ、最も多かったのは「働くこと」だった
(5) 高齢者の就労率の高い県は1人当たりの医療費が低いとのデータもある
(6) 「働くことで健康維持だけでなく、他者とのつながりができ、生産年齢人口減少という課題への対処の一助ともなる」
2.
農業の意味
(1) 農家の高齢化により耕作されなくなった農地が周囲に多数あることから、かつて東京に通勤していた高齢者らが野菜を栽培する。
(2) 以前のように満員電車に揺られることもなく、休耕地を減らすことにも貢献できる。
(3) 「定年前とは全く違った仕事で新たな経験ができる“二毛作”の人生は、寿命が延びた現在だからこそできる魅力的なものだと思う」
このシリーズ、終わり。
<出典>
老年学の専門家が実践 セカンドライフは農業を
【100歳時代プロジェクト】 産経新聞(202/01/11)
https://www.sankei.com/life/news/210111/lif2101110006-n1.html
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