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「生産年齢人口が減る中、高齢者の体にも心にもよいのは働くこと」と秋山弘子氏。だれもが100歳まで生きられる時代になりつつあるなか、新たなセカンドライフのモデルとして全国に広めたいとしている
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老年学(ジェロントロジー)の専門家、秋山弘子・東京大名誉教授。そんな秋山氏が「研究を基に提唱するだけではなく、実践したい」と農業を始めた。
(1) 場所
(2) 組織
(3) CSAという仕組み
(4) 一年目の成果
(5) 二年目の成果
【展開】
(1) 場所
埼玉県日高市内の約6千平方メートルの農地。5年間、休耕地だった場所だ。
(2) 組織
仲間と5人で株式会社「サミーズファーム」を設立、無農薬での栽培技術を身に付けながら、地域支援型農業(CSA)の実現を目指している。
(3) CSAという仕組み
CSAは、会員から前払いで年会費を集めて種を購入、豊作の年は通常を上回る量の野菜が会員に届けられる代わりに、天候不順などで収穫が少ない年はそれに見合った量で納得してもらう。両者でリスクを分かち合うのが特徴で、秋山氏は「一定の収入が確保できることから、安心して農業に取り組める」と解説する。
(4) 一年目(一昨年)の成果
「カラスやシカに食べられてしまい、収穫量は予想の半分以下だった」と振り返る。だが、「農業の大変さとともに、収穫の喜びや自然と触れ合うすばらしさも知った」という。
(5) 二年目(昨年)の成果
前年の反省を生かして収穫量も増加。農地内の梅林で収穫したウメをジャムに加工し、同社のオンラインストアで販売するなど徐々に取り組みを広げている。
<出典>
老年学の専門家が実践 セカンドライフは農業を
【100歳時代プロジェクト】 産経新聞(202/01/11)
https://www.sankei.com/life/news/210111/lif2101110006-n1.html
添付図は、
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