2021年1月20日水曜日

(K1360) 「With コロナ時代における認知症予防とフレイル予防(2020/12/09)(1) <認知症予防>

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インターネットの活用は、高齢者にはハードルが高い。意外に有効だと思うのがケーブルテレビで、多くの自治体が運営しており、高齢者世帯の50%が利用している。認知症予防の番組を放送するのは一つの方法だ

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(1)  ウイズ・コロナ時代においては、“3密”を避けられる人数での集合型トレーニングと、インターネットやケープルテレビを使った個別トレーニングを組み合わせたハイブリッド型が一つのカギとなる。千葉県成田市で9月から、運動などの集合型と、クイズ形式の脳トレといつた個別トレーニングを組み合わせた予防教室が始まった。

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 今回、同市の公民館などで開く集合型は「3密」を避けて人数を絞り込む。半面、オンライン講座はネットだけでなく高齢者になじみのあるケーブルテレビも使い、多数の参加を見込む。朝田氏は「コロナ禍で『認知症パンデミック(大流行)』の危険性を指摘する声もある。新しい生活様式に沿った予防法をアナログ、デジタルの両輪で切り拓いていく」と話している。問い合わせは同市介護保険課(0476・20・1545)へ。

https://www.mainichi.co.jp/ninchishou/topics/2020_09_1.html

 

 また私のところのクリニックでは自宅でもできる予防策などの動画をウェブで配信する「どこでもデイケア」ということも行っている。

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 認知症予防の第一人者、朝田隆・筑波大学名誉教授は、自身が経営する東京都内の認知症クリニックを発信拠点に、YouTubeなどインターネットを通じてデイケアサービスを提供する「どこでもデイケア」を4月中旬、スタートさせた。患者は家にいながらスマートホン片手に絵画、音楽療法や筋トレ指導などのサービスを受けられる。新型コロナウイルスが猛威を振うなか、感染を懸念して通院を避ける患者らに従来の治療メニューを継続して受けてもらう狙いがある。

https://www.mainichi.co.jp/ninchishou/topics/2020_04_2.html

 

<出典>

産経新聞(2021/01/20)




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