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認知症の人は「どこも悪くない」と思っています。ごく初期には、自分で異変に気づいていても、不安を抱えているために、頑なに受診を拒む場合もあります。そうした本人の気持ちを汲み、「健康診断に行きましょう」
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(1) 受信 異変に気づいてもそのことを理由にしない ←←←
(2) 診断 病名の告知は慎重に ←←←
(3) 治療 薬物療法とリハビリで進行を遅らせる
(4) 通院 なんでも相談し安心感を持てるようにする
【展開】
(1) 受信 異変に気づいてもそのことを理由にしない
本人は「自分は認知症にならない」と思っている。ごまかしたり、理詰めの説得をしたりするのはよくない。受診は精神科、神経内科が中心だが、近年は認知専門外来も増えてきた。
(2) 診断 病名の告知は慎重に
検査は画像検査と、知能テスト、問診が中心。診断がつくと、病名の告知がなされる。本人にどのように伝えるかは、そのときの状態や人となりに合わせる必要がある。
<出典>
杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」
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