2021年1月23日土曜日

(K1363) (受診)「私の病院につきあって」という(1) / 認知症の人の不可解な行動(57) <認知症>

☆☆

認知症の人は「どこも悪くない」と思っています。ごく初期には、自分で異変に気づいていても、不安を抱えているために、頑なに受診を拒む場合もあります。そうした本人の気持ちを汲み、「健康診断に行きましょう」

☆☆

 

(1)  受信  異変に気づいてもそのことを理由にしない  ←←←

(2)  診断  病名の告知は慎重に  ←←←

(3)  治療  薬物療法とリハビリで進行を遅らせる

(4)  通院  なんでも相談し安心感を持てるようにする

 

【展開】

(1)  受信  異変に気づいてもそのことを理由にしない

 本人は「自分は認知症にならない」と思っている。ごまかしたり、理詰めの説得をしたりするのはよくない。受診は精神科、神経内科が中心だが、近年は認知専門外来も増えてきた。

 

(2)  診断  病名の告知は慎重に

 検査は画像検査と、知能テスト、問診が中心。診断がつくと、病名の告知がなされる。本人にどのように伝えるかは、そのときの状態や人となりに合わせる必要がある。

 

<出典>

杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」




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