2021年4月2日金曜日

(K1433)  認知症の人の世界を理解する「9大法則と1原則」(杉山孝博)(4) <介護>

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最大の問題は、症状の理解の難しさ。今言ったことも忘れてしまうひどいもの忘れ、家族の顔すら忘れてしまう失認、金 銭・物に対するひどい執着、徘徊、失禁など多彩な症状を介護者は理解できす、振り回されてしまう

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介護に関する原則

 認知症の人が築いている世界を理解し尊重しましょう。

 認知症の人は、自分の認知できる世界に生きています。介護者は、健常者の「常識」や「事実」を押しつけるのではなく、認知症の人の世界を理解し、尊重することが大切です。その世界と現実とのギャップを感じさせないように取り持つことが、介護のポイントです。

 認知症の人の住む世界から悲しみや不安を取り除いて、愛するものや楽しいことで満たしてあげたい

 

===== 引用はじめ

【介護に関する原則】

 認知症の人の形成している世界を理解し、大切にする。その世界と現実とのギャップを感じさせないようにする

 より詳しくお知りになりたい方は、家族の会神奈川県支部発行の「改定 認知症の理解と介護-認知症の人の世界を理解しよい介護をするために-」(B5版、52頁、定価300円)をご覧下さい。

 お問い合わせ

公益社団法人認知症の人と家族の会 神奈川県支部

電話・ファックス 044-522-6801

注文書のダウンード

===== 引用おわり

https://www.alzheimer.or.jp/?page_id=2228

 

<出典>

杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」



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