☆☆
なぜ経済、医療ともにトップクラスの日本であまりにも国民、とくに高齢者の幸福度が低いのかを問います。また本書では、在宅医療の現場で患者さんが最期の瞬間に見せる、「いのち」の輝きにもふれます
☆☆
本書でも、なぜ経済、医療ともにトップクラスの日本であまりにも国民、とくに高齢者の幸福度が低いのかを問います。病院勤務から在宅医療へ、徹底的に医療の現場を歩いてきた著者は、病院優位の医療発展を続けてきた日本と、それに乗せられて「病院信仰」を抱いてきた国民が今後どのような道を歩むべきか、国が進める「地域共生社会」に賛同しつつも、その根本的課題も示しています。
また本書では、在宅医療の現場で患者さんが最期の瞬間に見せる、「いのち」の輝きにもふれます。そこには、「人が死を迎え入れるときの、その人だけのドラマ」があるというのです。そこには、どんな生き方、死に方が“しあわせ”なのか、考えるためのヒントもあるはずです。ぜひご一読ください。
<出典>
『なぜ、在宅では「いのち」の奇跡が起きるのか?』東郷清児著 どんな死に方が“しあわせ”か
【編集者のおすすめ】 産経新聞(2021/04/03)
https://www.sankei.com/life/news/210403/lif2104030007-n1.html
0 件のコメント:
コメントを投稿