2021年4月7日水曜日

(K1437)  『なぜ、在宅では「いのち」の奇跡が起きるのか?』 どんな死に方が“しあわせ”か <臨死期>

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なぜ経済、医療ともにトップクラスの日本であまりにも国民、とくに高齢者の幸福度が低いのかを問います。また本書では、在宅医療の現場で患者さんが最期の瞬間に見せる、「いのち」の輝きにもふれます

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 本書でも、なぜ経済、医療ともにトップクラスの日本であまりにも国民、とくに高齢者の幸福度が低いのかを問います。病院勤務から在宅医療へ、徹底的に医療の現場を歩いてきた著者は、病院優位の医療発展を続けてきた日本と、それに乗せられて「病院信仰」を抱いてきた国民が今後どのような道を歩むべきか、国が進める「地域共生社会」に賛同しつつも、その根本的課題も示しています。

 また本書では、在宅医療の現場で患者さんが最期の瞬間に見せる、「いのち」の輝きにもふれます。そこには、「人が死を迎え入れるときの、その人だけのドラマ」があるというのです。そこには、どんな生き方、死に方が“しあわせ”なのか、考えるためのヒントもあるはずです。ぜひご一読ください。

 

<出典>

『なぜ、在宅では「いのち」の奇跡が起きるのか?』東郷清児著 どんな死に方が“しあわせ”か

【編集者のおすすめ】 産経新聞(2021/04/03)

https://www.sankei.com/life/news/210403/lif2104030007-n1.html



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