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頭と右足、車に取り付けたセンサーをリアルタイムで計測し、ドライバーの動作の「癖」を判定する。運転中に見ている方向やブレーキ、アクセルを踏むタイミングなどを解析して、体に染みついた運転の弱点が分かる
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全国で高齢者が運転する車の事故が相次ぐ中、ドライバーが高齢になるほど交差点での左右確認の頻度が減るなど事故につながる行動が増えることが、滋賀県警と滋賀大が共同で行った分析で明らかになった。滋賀県警が平成30年、全国に先駆けて導入した「運転技能自動評価システム」(オブジェ)のデータを解析。県警は「高齢者の事故の背景を説明する多くのエビデンス(根拠)を確認した」として、事故防止に活用していく。
今回、30年7月から令和2年9月に講習を受けた20~90代の180人分のデータを分析。その結果、高齢になるほど左右の安全確認のために首を動かす角度が小さくなり、確認の回数も減ることが判明。特に右方向よりも左方向の確認ができていないことも分かった。一時停止場所での停止率も、高齢になるほど低くなっていた。
県警交通企画課によると、県内で過去5年間に発生した65歳以上の高齢ドライバーの事故のうち、交差点などでの出合い頭の事故の割合が3割以上を占め、他の世代の約2割よりも高かった。さらに交差点の出合い頭事故では、左方向から来た車両との衝突が約6割を占めた。
<出典>
左右確認が少ない…警察と大学が高齢ドライバーの癖を分析
産経新聞(2021/04/21
夕)
https://www.sankei.com/premium/news/210421/prm2104210004-n1.html
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